2022 サステナビリティレポート

サステナビリティレポート発行に際して

当社は「脱炭素社会の実現・SDGs 推進」に向け、2021年6⽉に発表した「2050 CARBON NEUTRAL」に基づき活動を進めております。
2022年度は南アフリカ(4⽉)を⽪切りに中国(6⽉)パキスタン(9⽉)の洪水など、気候変動による災害が発生しており、温暖化対策の取組を加速させなければならないと考えております。
そのため「企業として今できることを少しでも早く」と全社一丸となって、原単位改善など脱炭素活動を進めてまいりました。
結果、2025年⽬標の「CO2排出量50%削減」を3年繰り上げて、達成する見通しとなりました。
引き続き、当社の強みであるTPSをベースに『より良いシステム提案』や『環境に配慮した製品』を通じ、お客様と共に持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

2023年6月 代表取締役社長 工藤 年彦

SUSTAINABLE DEVELOPMENT GOALS主な取組 SDGs17の目標

TPSとロボティクスによる
Lean&Flexibleソリューションの提供

  • ・ロボティクスとデジタル、TPSを融合、進化させたシステムを構築
  • ・人と搬送ロボットが共存できる社会の構築
    ※TPS:Toyota production System

環境負荷物質

  • ・環境負荷物質低減活動の継続活動
  • ・環境負荷物質の低減による海洋汚染の低減を推進
  • ・サーキュラーエコノミーの推進
    ※サーキュラーエコノミー:リサイクル・再利用などで資源を循環させるシステム

CO2削減

  • ・電力量消費率(電費)を向上することで、CO2排出量低減を推進
  • ・CO2排出削減活動の継続活動による地球温暖化抑制を推進
  • ・EV導入による温室効果ガス排出低減
  • ・協業企業の協力のもと社外データセンターを再生可能エネルギー100%で運用

創エネ・再エネ

  • ・太陽光発電による創エネ活用
  • ・再エネ導入によるCO2排出量を低減

多様な人材の活躍に向けて

  • ・プロジェクト推進による、より一層のダイバーシティの実現
  • ・人材育成プログラムによる個人の能力向上を推進
  • ・インターンシップの採用による学生の就業応援
  • ・働き方の多様性を実現

地域社会とのコミュニケーション

  • ・地域の方とのコミュニケーション活動の継続推進
  • ・共生社会実現に向けた働き方の提案を実施
  • ・省エネ・節電プログラムヘの参加

フードロス低減

  • ・食堂プロジェクトによる“フードロス”低減活動の推進

2022年度 主なCO2 排出量低減活動

  • 生産性向上活動の継続推進
    (Scope 1, 2)
  • 仮想化技術を活用したセキュリティ向上と物理サーバーの継続削減
    (Scope 2, 3)
  • 高効率の空調機器導入
    (Scope 1, 2)
  • 再生可能エネルギー導入開始
    (Scope 1, 2)
  • EV導入による温室効果ガス排出低減
    (Scope3)
  • 協業企業の協力のもと社外データセンターを再生可能エネルギー100%で運用
    (Scope3)

当社CO2排出量推移

原単位ベースでの排出量推移

2050 Carbon Neutral

徹底的なLean生産

小型・軽量活動

■目的

①製品を製造(加工)する上で使用する資源の低減
②製品を使用するエネルギーの削減

■結果

“35%”の小型化・軽量化を実現
加工時排出CO2排出“18%”低減

関連するSDGs

環境負荷低減活動

クロムフリー化完了
PRTR法準拠
太陽光発電により“280Mwh”自給
CO2フリー電気の導入
プラスチック材料(タフビロン)のリサイクル開始
高効率の空調機器の導入

関連するSDGs

 お客様の事業のLCAへ貢献※Life Cycle Assessment

Lean & Flexible活動

適応・適材・適所に即した物流提案

フリーロケーションによるシステム提案
コンティニアス同期走行の提案
お客様ニーズを具現化するシステム提案
フレキシブルな提案の実現
省電力化の実現
Webを活用したサポート体制の確立

関連するSDGs

その他の取組

地域コミュニケーション活動

■ 地域住民とのコミュニケーション

お子様対象のワークショップ「ロボットに慣れ親しんでもらう」

高校生対象の会社見学

医療専門学生の職場実習

関連するSDGs

社会貢献活動

献血助け合い運動への参画

冬季電力需給圧迫に対する
節電プログラムへの参画

関連するSDGs

多様な人が活躍できる活動

“それいゆまるしぇ”農園農業を通じて、障がいのある方も長く安心して働くことができる職場づくり

ワークライフバランスに合わせた働き方の選択・勤務場所や勤務日数のフレキシブル化
・シニア人材活躍制度の充実
・育児休業取得推進の取り組み強化

多様な人材が活躍できる雇用制度・外国人技能実習生の受入
・同一作業・同一賃金

関連するSDGs

フードロス低減活動

食堂からの廃棄物“ゼロ”活動コンポストの活用による食物連鎖の推進
(食堂野菜くず→コンポスト堆肥→社内農園活用→食堂で提供)

関連するSDGs

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