2023 サステナビリティレポート

サステナビリティレポート発行に際して

当社は「脱炭素社会の実現・SDGs 推進」に向け、2021年6⽉に発表した「2050 CARBON NEUTRAL」に基づき活動を進めております。
2023年度は、日本の平均気温偏差が+1.29℃で、1898年の統計開始以降、最も高い値となりました。
世界各地で異常な干ばつや雨不足のため、化石燃料の依存度が高まり、気温上昇の主な原因の炭素の世界排出量も市場最高値を更新する予測が報告されています。
そのため、温暖化対策の取組みを加速させることが重要とされている中、市場では”環境に配慮した製品”への関心が高まっております。
当社の取組みとして、脱炭素活動を全社一丸で取り組み、2025年目標を達成できる見込みまで進めてきました。
この歩みを止めることなく、当社の強みであるTPSをベースに「より良いシステム提案」や「環境に配慮した製品」を通じ、
お客様と共に持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

2024年6月 代表取締役社長 工藤 年彦

SUSTAINABLE DEVELOPMENT GOALS主な取組 SDGs17の目標

TPSとロボティクスによる
Lean&Flexibleソリューションの提供

  • ・ロボティクスとデジタル、TPSを融合、進化させたシステムを構築
  • ・人と搬送ロボットが共存できる社会の構築
    ※TPS:Toyota production System

環境負荷物質

  • ・環境負荷物質低減活動の継続活動
  • ・環境負荷物質の低減による海洋汚染の低減を推進
  • ・サーキュラーエコノミーの推進
    ※サーキュラーエコノミー:リサイクル・再利用などで資源を循環させるシステム

CO2削減

  • ・電力量消費率(電費)を向上することで、CO2排出量低減を推進
  • ・CO2排出削減活動の継続活動による地球温暖化抑制を推進
  • ・EV導入による温室効果ガス排出低減
  • ・協業企業の協力のもと社外データセンターを再生可能エネルギー100%で運用

創エネ・再エネ

  • ・太陽光発電による創エネ活用
  • ・再エネ導入によるCO2排出量を低減

多様な人材の活躍に向けて

  • ・プロジェクト推進による、より一層のダイバーシティの実現
  • ・人材育成プログラムによる個人の能力向上を推進
  • ・インターンシップの採用による学生の就業応援
  • ・働き方の多様性を実現

地域社会とのコミュニケーション

  • ・地域の方とのコミュニケーション活動の継続推進
  • ・共生社会実現に向けた働き方の提案を実施
  • ・省エネ・節電プログラムヘの参加

フードロス低減

  • ・食堂プロジェクトによる“フードロス”低減活動の推進

2023年度 主なCO2 排出量低減活動

  • 生産性向上活動の継続推進
    (Scope 1, 2)
  • 仮想化技術を活用したセキュリティ向上と物理サーバーの継続削減
    (Scope 2, 3)
  • デマントコントロール機能の継続的活用
    (Scope 1, 2)
  • 再生可能エネルギー導入開始
    (Scope 1, 2)
  • EV導入による温室効果ガス排出低減
    (Scope3)
  • 協業企業の協力のもと社外データセンターを再生可能エネルギー100%で運用
    (Scope3)

当社CO2排出量推移

原単位ベースでの排出量推移

2050 Carbon Neutral

徹底的なLean生産

小型・軽量活動

■目的

①製品を製造(加工)する上で使用する資源の低減
②製品を使用するエネルギーの削減

■結果

“35%”の小型化・軽量化を実現
加工時排出CO2排出“18%”低減

関連するSDGs

環境負荷低減活動

クロムフリー化完了
PRTR法準拠
太陽光発電により“280Mwh”自給
CO2フリー電気の導入
プラスチック材料(タフビロン)のリサイクル開始
高効率の空調機器の導入

関連するSDGs

 お客様の事業のLCAへ貢献※Life Cycle Assessment

Lean & Flexible活動

適応・適材・適所に即した物流提案

フリーロケーションによるシステム提案
コンティニアス同期走行の提案
お客様ニーズを具現化するシステム提案
フレキシブルな提案の実現
省電力化の実現

関連するSDGs

その他の取組

地域コミュニケーション活動

■ 地域住民とのコミュニケーション

中学生の職場体験

高校生への出張授業
(卒業研究対応で1年間通じて実施)

みよし市SDGsフォト&ムービーコンテスト協賛・身近なSDGsへの気付きや意識向上の取組に協賛

関連するSDGs

社会貢献活動

献血助け合い運動への参画

電力需給圧迫に対する
節電プログラムへの参画

関連するSDGs

多様な人が活躍できる活動

“それいゆまるしぇ”農園農業を通じて、障がいのある方も長く安心して働くことができる職場づくり

ワークライフバランスに合わせた働き方の選択・勤務場所や勤務日数のフレキシブル化
・シニア人材活躍制度の充実
・育児休業取得推進の取り組み強化

多様な人材が活躍できる雇用制度・外国人技能実習生の受入
・同一作業・同一賃金

関連するSDGs

フードロス低減活動

食堂からの廃棄物“ゼロ”活動コンポストの活用による食物連鎖の推進
(食堂野菜くず→コンポスト堆肥→社内農園活用→食堂で提供)

関連するSDGs

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